日本企業の多くは仕事を中身ではなく、そこにいた時間で評価する傾向にあります。決められた勤務時間の中で会社にいたかどうかで判断をするので、仕事を3時間で終わらせても8時間で終わらせても評価がかわりません。下手をすると早く終わらせたほうが新しい仕事が増えてしまって、それでいて評価が上がらないため損をしてしまうことすらあります。そこまで行かないにしても、早めに仕事が終わったら後は何もすることなく定時まで時間を潰すだけということは珍しくなく、効率よく働くのが何の意味もない環境にあることは多いものです。仕事の内容で評価をされるわけではないため、効率よく働こうというモチベーションも低下しやすいのが日本企業の問題点と言えます。
日本は仕事ができてもできなくても決められた時間会社に入れば最低限の評価をされますが、外資系ではそのように行きません。外資系は結果を重視されますから、ただ会社にいるだけでは働いたことにならないのです。逆に言えば結果さえ残していれば、ある程度の自由が与えられるのも特徴で、仕事が早く終わればその分早く帰ることも可能というわけです。仕事を早く終わらせればその分早く帰って自分の時間を作ることができるわけですから、モチベーションも上がりやすく効率よく働く意味が出てきます。また、外資系では同じ仕事をするのであれば早く終わらせた人間のほうが優秀だとしっかり評価をしてくれますから、そのような面でも効率の良い働き方を身に着けやすい環境になっています。